ここ数ヶ月での「DeFiエコシステム」の成長は、目覚ましいものとなっています。 実際に、Ethereum上でDeFi関連のスマートコントラクトにデポジットされているETHの総額は400億円近くにまで上昇していますし、単純な利用だけで言えば、もっと多くのETH及びその他の仮想通貨が利用されていることになります。 今後、数年で技術的・規制的な進展が進み、そこに一般ユーザーのリテラシーが追いつき、機関投資家の参入も加われば、DeFi関連のプロジェクトはフィンテックを脅かすほどの影響力を持つかもしれません。
スマートコントラクトを用いることで得られる主なメリットは、「透明性」「包括性」「相互運用性」が大きな特徴として位置付けられており、DeFiが世界の金融システムに一石を投じるのではないかと期待される理由となっています。 ▶ 透明性 重要なすべての取引内容・履歴はブロックチェーン上に、改ざんできないデータとして保存され、かつコードはオープンに公開されているため、金融仲介における契約や発行される金融資産の透明性を担保することができます。 そのため中央集権的な機関を信頼するコストを大きく削減できると期待されています。 ▶ 包括性 DeFiを利用するユーザーは銀行口座を持つことなく、暗号通貨ベースで借金や資産運用を行うことができます。金融システムから排除されてしまっている最貧国や新興国の人々でも簡単に資金を調達し、経済活動を行うことができるようになります。 ▶ 相互運用性 DeFiが持つ既存金融・フィンテックとの最も大きな違いです。DeFiのエコシステム及びプロジェクト、開発者は、オープンソースコードの理念に基づいて活動をしています。前述した通り、コードがオープンであることは透明性に繋がりますが、それだけでなく、エコシステムの成長にも大きな影響を及ぼします。
日本はフィンテックでも残念ながら後進国です。 それは現在のキャッシュレス戦争を見れば一目瞭然です。お隣の韓国・中国は既にキャッシュレスが国民全体に浸透し、今ではAIを用いた信用スコアリングサービスなどを用いて、金融だけでなく、国の産業全体のフィンテック化を図っている状況です。 そんな中で、日本企業が今後どのようにしてブロックチェーンを活かし、金融イノベーションを起こすことができるか。我々は大手企業の皆様と多数の事例に取り組む中で模索し続けて参りました。 この領域はまだ始まったばかりであり、我々ブロックチェーン専門企業が持つ金融系ノウハウを生かしたコンサルティングを行いながら開発を進める事が、良好な活用事例を産み出す上で大切な要素と考えます。
当社では、DeFi及びブロックチェーンを活用した金融領域のサービス開発に対し、ビジネスコンサルタント・開発支援を行っています。 市場では、ブロックチェーンのコントラクトを作成できるエンジニアはまだまだ少なく、開発会社や大手SIerでもDApps開発現場では、慢性的な人手不足となっているのが現状です。 当社は、ブロックチェーン開発の専門会社として、大手企業様とのブロックチェーンの実証実験や、ブロックチェーンシステムの受託開発の実績が数多くあり、体制を柔軟に構築する事が出来ます。 ブロックチェーン・ビジネスコンサルティングで、要件定義として設計した内容を、プロジェクト始動後にワンストップでそのまま社内のエンジニアチームに引き継ぐ事ができ、一貫して品質を担保することが可能です。 DeFiコンサルティングに関するご相談を承っております。まずはお気軽にお問合せ下さい。
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